口腔機能低下症は臨床現場で広まっているのか?

 2019年9月12日(木)岐阜県歯科医師会館において、令和元年度第一回在宅歯科医療人材育成研修会として朝日大学・准教授の谷口裕重先生の上記テーマによる講演会がありました。

 まず高齢化社会の地域における多職種連携を考える上で、感染と機能低下を考慮する必要があり、予防と機能という観点で、これからの地域歯科医療を再構築するべきであるとのお話からスタートしました。
 具体的には、治療と予防を考える時代・形態と機能を診る時代に、これから入っていくであろうとのご意見でした。
 歯科の世界においては、歯科医師は、従来の歯科治療に留まらず、口腔機能を管理すべきである時代になりつつあるとのことでした。
 この後、口腔機能低下症の各種検査とその意味合いが語られ、口腔機能管理に関しては、今後、朝日大学にて卒後研修を予定するので参加して頂きたいとのことでした。