一般的な矯正歯科治療の進め方をご紹介します

矯正歯科治療の進め方

  1. 簡単な歯並びのご相談→簡便な診査+治療の概要と費用のご説明→この後、矯正の精密検査を実施するかどうか、お家でゆっくり考えて頂いています(2000円+消費税)
  2. 矯正の精密検査(1時間程度かかります)(35000円+消費税)
  3. 検査2週間後、精密検査を元に分析した詳細な治療計画のご説明→この後矯正治療を行うかどうかお家で最終の決定をしていただくことになります。
  4. この後矯正装置の装着を開始していきます

 治療の間隔は基本的には1か月に1回程度になりますが、最初装置を装着する場合は月に何回かの来院になる場合もあります。
 矯正装置周辺のクリーニングや歯の周囲のクリーニングも間隔をおいて治療期間中適宜実施する必要があります。(虫歯や歯肉炎等の発生を防ぐためです)

矯正治療終了後の注意・保定について

積極的に歯を動かした後に、大なり小なり歯は元の位置に戻る傾向があります。
そのため、矯正治療で歯を動かした後に歯並びが後戻りしないように、ケースの特徴に応じて、後戻りを防止する装置(保定装置)を装着してもらっています。
夜間に装着してもらうことが多く、装着期間は3~5年が多く、長いケースですと10年程度装着することがあります。

矯正治療における骨格的な変化について

 矯正治療においては、歯は歯が生えている骨の土台を越えて動かすことはできません。つまり、矯正治療で骨の形そのものを土台から大きく変化させることはできないということです。
 現在、矯正用のインプラントスクリューが登場してきたおかげで、奥歯を後方へ動かしたり、奥歯を圧下することが可能な時代に入りました。
 そのため、従来の歯を主体に歯並びを直す矯正治療に比較して、軽度から中程度の骨格的不正を改善できるケースは増えてきています。(これは従来は外科矯正の適応症でした)
 しかし現在でも、極めて大きな骨格的不正に関しては、外科的な矯正治療が必要になる場合があります。

矯正治療後に前歯の歯茎が下がる場合があります

 成人のケースで、術前に前歯に大きな乱杭歯があったケースでは、前歯が正常な位置へ並んで来た時に歯茎が下がり黒い隙間として見える場合があります。
 これは、術前の乱杭歯の状態の時に既に隣りの歯根に対して、該当歯の歯根が接触した状態になっています。(これを専門的には歯根近接と言います)
 そのために、歯と歯の間の骨が元々少し正常より骨吸収された形態になっており、そのため歯肉の歯根に対する付着位置が正常レベルより下がっているため、正常な位置に歯が並んでくると、今までは歯同志が重なり合っていたので目立たなかったのが、歯茎があたかも下がって隙間として顕在化してくることになります。
 この問題を解決するためには、2つの方法が考えられます。

  1. 歯の横幅を少し削って、歯の根同志を少し近接させ、歯と歯の間の歯肉を垂直的に圧迫伸長して、隙間を埋める場合
  2. 外科的なアプローチで、歯と歯の間の歯肉の厚みを増して(結合組織移植)、隙間を埋める場合

 いずれにせよ、この問題を解決する場合には、担当医と患者さんの間で充分なコンセンサスを得る必要性があります。

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