当院ではインプラントに関して安心の10年保証を設けております。
 ただし、インプラント埋入後3か月~6ヶ月に一度歯科医院にクリーニングに来ることが可能な方が対象となります。

 インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病になる可能性があります。
また、インプラントの隣の歯や反対側の咬みあう歯が割れやすくなることがあります。

インプラントは入れた後の手入れが大切

インプラントはその予後過程において虫歯にはなりませんが、歯周病にはなる可能性があります。
 ですので、当院では基本的にインプラントに冠が入り通常の咀嚼が可能になった段階で、3~6ヶ月に一度のインプラント周囲の歯科医院でのクリーニングをお願いしております。
 また、歯が無くなった原因が、歯ぎしりや強い咀嚼力によるケースの場合は、インプラントを為害性のある側方力から守るため、原則、夜間就寝時の上下の歯の接触を回避させる装置(ナイトガード)の装着をお願いしております。

夜間就寝時の歯ぎしりをする場合

 夜間就寝時に歯ぎしりをする場合、歯には体重の数倍の力がかかります。
 そのために、ご自身の歯の周りの歯周組織が破壊されたり、歯に細かなヒビが入り、それを初発として虫歯になったり、歯の根が割れたりして、自分の歯を失うことになっている可能性が高いです。
 そのため、インプラントを入れた後も、このような習癖が継続すると、インプラントの上部の冠のネジの破折や、冠の破損が生じることになります。
 ですので、このような夜間歯ぎしりをされる方には、夜間就寝時、インプラトとご自身の残存歯を保護するために、クリアな硬いレジンプレートを上顎に装着して、就寝していただくようにしています。
 この装置を装着しないで就寝し、インプラントの破損・破壊が生じた場合は、10年保証の対象外となります。

咬む筋肉が発達している場合

 夜間就寝時の歯ぎしりは無いが、食べ物を食べる時に、普通の人より強い力で食べる傾向を持つ人がいます。
 四角や丸い顔の形の人で、顎のエラが発達している人に特にこの傾向が強く見られます。
 このようなケースの場合、インプラントにより強い負荷がかかるだけでなく、インプラントと同側の歯にも強い力がかかります。
 ですので、インプラントが咬みあう反対側のアゴの歯や、インプラントの両隣のご自分の歯に強い負荷がかかり、ご自身の天然歯の根に縦にヒビが入ったり、歯周病が増悪する場合があります。
 対策は、日中食事以外の時、できるだけ奥歯が接触しないように習慣づけることと、物を食べる時にできるだけ軽いタッチで食べるように練習することが大切です。
 また夜間に上下の歯が接触しないように、透明なプラスチック・プレート様の装置を上の歯列に装着することも必要です。

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